「結果をみる母」と「過程をみる息子」

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 ビジネスは成果が大事である。
特に今の立場になってよくわかる。
  
 
数年前は一年間うごいて15万以上の契約を結べた人数が1人。
しかも継続も0%。
一方、成長して変わりもした。
三ヶ月うごいて15万以上の契約を結べた人数が6人。
しかも継続は50%。
 
この両者を経験して振り返ると両者の心境は違いました。
成果が芳しくない前者は「色々と挑戦しているし、いずれ成果は出るでしょう。」
そんな、どこか自分ごとではない、動いているからいいでしょと過程に甘んじている形。
 
改善して成果が出たときの後者は
「挑戦はしているが成果は出ていない。何が原因で、どこをどう直せば成果につながるか」
そんな気持ちで取り組んだ。
 
いくら理屈をこねていても、成果が出ていない場合、事実から目を背けてはならない。
いまようやっと思えている気がします。
 
 
この心境になったとき母のことが浮かびました。
 
母は「結果」の人です。
幼き頃から子供である私に”結果”の重要性を教えてくれていたと今さらながら感じたのです。
 
行動して示すことが大事である。
それを体現していた人だなと感じた次第です。
 
母が息子である私、兄弟姉妹にどんな姿を見してくれたのか、またどんな教えがあったのかざっと列挙してみる。
 
我が家は老舗の仏壇店。
母の父は仏壇店を一から作った人です。
継いだ仏壇店を支える人物でもあります。
   
 
・大学生まで子供達に弁当をかかさず作る。
・子供達の起床を時には手伝う。頼めば起こしてくれる。
・身だしなみに助言する。
・朝昼晩と食事を作る。
・服を洗う。
・服を干す。
・子供たちが勉強をしているか目を配る。
・人づきあいを大事にしろという。
・お礼を言いなさいという。
・礼儀ただしく接しなさいという。
・正しい言葉づかいをしなさいという。
・片手をついて食べるなという。
・お椀の持ち方についていう。
・くちゃくちゃ音を食べて食べるなという。
・食器を置くときに大きい音を立てるなという。
・休みの日でも怠けるなという。
・お墓参りは必ず行く。
・人からのお誘いを無碍にしないという。
・親戚との付き合いはしっかりする。
・成績を上位にすること。
・他人様の家では失礼のないよう振る舞うこと。
・長男は見本であること。
・長男は人を守ること。
・挨拶は必ずすること。
・しっかりと働くこと。
・家を継ぐにしても必ず家業以外の会社で働くこと。
など
 
 
列挙している最中に涙が出ました。
母は、やるべきことをやっている、示している。
私たちに見してくれていた。
 
実行すべきと頭で浮かんだことを現実にする。
これは言うほど簡単ではない。
母は、
日常生活でも
経営者・仕事人としても
常にやるべきことをしていた。 
   
そう感じずにはいられませんでした。
そして「すごい人だ」と。
その実行力にただただ感激をしました。
 
尊敬の念と、正しいであることをめげずに子供に言い続けてくれた感謝が生まれました。
 
長期的にみて、目の前の人
つまり子供がよりよくなるために助言をしてくれていた。
そう今は思うのです。
 
そして、母のようにいま自分も、
お客様に対してよりよくなるために助言をさせていただく、そんな仕事をしています。
 
母の言動が嫌だった。
でもその特徴を私は当然受け継いでいて、しかもそれが人に喜ばれる方向に活かされていると実感しています。
不思議なものです。
 
タイトルに「結果をみる母」と「過程をみる息子」と付けました。
重視している点が違う、そりゃずれる。
でも、その違いに気づき、違いを認めたとき、相手の良い部分を自分に活かせばとてつもない結果が生まれるのではないだろうか。
 
そんなで最近は、結果にコミットすること、をより意識するようにしています。
この文章もそうです。
こうして文字にして人目に触れなければ、ないも同然。
だからこう投稿するのです。
 
戒めも含め、結果にコミットしましょう〜

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