明確さは力である。
言葉をしっかりと自身の中で明確にしておく。
そうすると、あなたの中でしっかりとした軸ができ、何かが起こった時に素早く対応が出来たりと良いことづくし。
そんなシリーズ。
今回は「信用」と「信頼」について考えたいと思います。
「信用」と「信頼」の関係性は?
結論から話すと、僕は
「信用→信頼」
この流れにあると考えている。
信用が積み重なり、信頼に変わるという形。
「信用」とは、その人の能力であり、
「信頼」とは、能力と人柄である。
「信用」とは、何かが引き換えにあることであり、
「信頼」とは、何をも引き換えにしないことである。
そう考えています。
「信用」と「信頼」を医者で考えると?
例えば、あなたは手術をしなきゃいけない状態にあり、病院の白いベッドに横たわっている。
そこで、2人の医者があなたの手術を担当しようとする。
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A:性格は好きになれないが、腕は確かでベテラン。
B:性格がとても好きで話しやすいが、腕は新人。
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さてこの場合は、どちらに頼むでしょうか?
おそらく、Aの腕の良い先生にお願いするでしょう。
この時、
Aの医者は、信用たる腕を持っていると言える。
Bの医者は、信頼できるから話したいことがあって…などと話さないだろうか。
自分の内側・弱い部分などを相手に伝えたりする場合、
圧倒的にBの方ではないだろうか?
少し極端な話をしてしまいましたが、
違い
なんとなく感じて頂けたでしょうか。
「信用」と「信頼」を使う時のあなたの気持ちは?
「信用」には、信用取引、信用金庫などの言葉にありますが、
何かが担保にあり
条件付きで受ける恩恵のようなものではないだろうか。
一方、
「信頼」とは、信用のように、
何かが担保にあり、それを前提に受ける恩恵のようなものではないでしょう。
例えば、僕の中の
「信頼できる人物とは?」
の定義とは…
仮に裏切られたとして、どんな状況であったとして
許せる。
(そもそも、許すという言葉自体が、罪や悪意が前提にある言葉でもあるのであまり勧めないが)
そんな心持ちで接することができる人物だと思います。
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A:あなたのことを信用している
B:あなたのことを信頼している
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あなたは、何か見返りを求めていないだろうか?
何か自分の中での不安があるのだろうか?
それは、信用?信頼?
「信用」と「信頼」はどうしたら得られるのか?
よく、
やり方か(how to do)
あり方か(how to be)
で話が問われますが、これは信用と信頼に似ているとも考えています。
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信用=やり方
信頼=あり方
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例えば、
「人の話を聴く」という技術(能力)を初めは意識して行う。
やればやるほど、自然と無意識に行うようになり、真剣に人の話に耳を傾けるようになる。
そして、あなたは気づいたらしっかりと話を聴く姿勢である人物になっていた。
これも一種、
信用できる(聴こうという努力をしている姿)
から
信頼できる(しっかりと聴く人物)
に変化していく過程と似ているのではないだろうか。
つまり、「信頼」は意識し、日々取り組んでいった習慣の賜物であるとも言えますね!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
お気軽にこちらのラインで繋がって下さいませ♪
感想やご意見頂けると嬉しいです^^

まとめ
信用とは、能力であり、何かを得るときに担保があること
信用できる人物とは、能力や何かがあってギブアンドテイク状態である。
信頼とは、信用の積み重ねや人柄であり、何の担保もないこと
信頼できる人物とは、能力がありかつ人柄ありき
信用から信頼が生まれる
自分が目指すどう在りたいかまで、初めは意識して行動に起こすこと
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